インフルエンザ 脳症に注意

投稿日:2012年12月6日|カテゴリ:医療ニュース

インフルエンザ脳症に注意

インフルエンザ流行の季節になってきました。
通常は発症しても1週間程度で回復しますが、子供はまれに脳症を起こし、死に至ったり後遺症が出るケースがあります。けいれん等を起こした場合は脳症の恐れがあるので早く医療期間を受診する事が大切です。

インフルエンザから脳症を発症するのは、患者1万人あたり数人で毎年100〜500人程度です。
特に、1〜2歳までの乳幼児を中心に就学前の子供が重症化しやすいため注意が必要です。
治療は免疫を押さえる薬などを投与しますが、脳細胞の破壊を抑える低温療法などを実地する例もあります。
脳症を予防する方法は今のところないため、子供の異常を見つけたら、すぐに対応する事が欠かせません。

《インフルエンザ脳症が疑われる症状の例》
1,意識障害
・呼びかけの応じず痛みや刺激にも反応しない
2,けいれん
・1分程度から15分以上続く事がある
・体の左右バラバラに起こることもある
3,異常な言動
・両親がわからない・
・自分の手を食べ物だと言ってかむ
・幻覚を訴える
・意味不明な言葉を発する
・急に怒り出す
・大声で歌い出す

例年通りなら1月~3月にかけて全国的に流行しますが、国立感染症研究所の集計によると、沖縄県や佐賀県等で集団発生が起きており、今年もインフルエンザ感染が徐々に増えています。
昨年より発生ペースは遅いですが、急増するすることも考えられますので注意が必要です。
このため脳症など重症例が起こるのを抑えるためにも子供や、高齢者、糖尿病や肝臓などを患っている方は、流行前にワクチン接種した方が良いでしょう。

《インフルエンザ感染を予防するためには》
・ワクチンを接種する。
・咳が出る時はマスクを着用。手のひらで受け止めたらすぐに洗う
・外出した後は手洗いを励行。アルコール洗浄も有効。
・室内の湿度を保つ
・充分な休養と栄養を取る
・人混みをできるだけ避ける

インフルエンザにかからないようにするために、日頃から日頃から手洗いを励行し規則正しい生活を心がけましょう。
また、かかってしまったら、マスクをつけ咳やくしゃみでウイルスが広がるのを防ぐようにしましょう。