薬物アレルギー

投稿日:2012年12月13日|カテゴリ:医療ニュース

高熱や頭痛、風邪などの際に市販薬を飲用する人は多いが、この薬物が時に本来の働きや効果効能とは全く違う作用を起こすことがあり、命を脅かすこともある。
「薬物アレルギー」は、通常の薬理作用から推測できない副作用を引き起こすもので、投与された人の素因や素質によって反応が表れる。

<薬物アレルギーの4つの型>
■1型→じんましん、アナフィラキシーショック、気管支ぜんそくなど
■2型→溶血性貧血、血小板や白血球の減少など
■3型→過敏性血管炎、血清病型反応など
■4型→接触性皮膚炎、肝障害など

<特に重篤な皮膚粘膜眼症候群>
・スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症などと呼ばれる
・皮膚が真っ赤に腫れ上がり高熱を伴い、皮膚呼吸もできなくなって死に至ることがある

<医師にかかる際の注意点>
・市販の風邪薬等の服用で湿疹や発熱、かゆみや吐き気、全身のだるさなどの症状がどんどん増えたり、状態が悪化したりする場合は、医療機関で何をいつ頃服用したかを報告する。
・特に始めて飲んだ薬物は多くの人が服用しているものでも必ず報告する。
・病院で処方された抗生剤や抗てんかん剤、去痰剤も安心は禁物

<治療方法>
・原因となる薬物の服用を中止し、かゆみ止めなどの対症療法をすると数日以内で改善する。
・状態によって、抗ヒスタミン剤やステロイドを投与することもある。

症状が月単位で継続する場合、食べ物の中に薬物と同じ物質が混入していることがある。
(豚肉やミルクなどにまれに抗生物質が含まれる、パンや菓子に保存料が含まれる場合もある)
薬物に対する過剰な反応は幼児など敏感な子どもたちに多いが、大人にも起こる病気であり、注意が必要。